知ってる人も知らない人も、とりあえず始めまして!!

 俺はSTONE HEADSの不出世のシナリオライター「まるちゃん」
またの名は「MARU−CHANG」「馬留張」だ。

 処女作は「犬」、デビュー作は俺の周囲にやった人が誰もいない「スーパーエレクト大戦 SEX」、代表作「輪恥」「女郎蜘蛛」「MAID iN HEAVEN」、最新作は「ドライブ・ミー・クレイジー!!」

 このラインナップを見ただけで、一貫性の無さが良くわかる。
 実はあともう一本シナリオ書いた作品はあるのだけど大人の事情で言えない事になっている。エロエロでラブラブなお隣の花屋のお姉さんが出てくるスイートなゲーム。
 さて、俺本人と言えば後頭部の髪の毛が寂しくなっているのが気になる30歳独身。エロゲーギャルゲーマニア。自己顕示欲の強い臆病というなかなか情けなくも素敵な性格。

 確かに後頭部はなかなか危機的状況。
 実はこの前まで気にしていなかったのだけど、先日神保町にある散髪一回千円の床屋へ行った時の事、床屋が手鏡で後頭部を映しながら「こんな風に襟足を切ったんですがどうですか」と聞いてきた。
 その時、俺は見てしまったのだ、限りなく薄くなった頭頂部からくっきりと見える頭皮を!! 
しばし呆然としてしまった俺に床屋が心配そうな顔で、どこか気に入らなかったのかと聞いてきたが、確かに大いに気に入らないが残念ながら床屋のせいでないので仕方ない。
 あの気象衛星ヒマワリから見た台風の渦のような白い形に脅迫されて、毎晩頭皮マッサージをしたりするものの、きっとこのままほっておくと、禿が勝つのだろう。
 禿はやだなぁ。まだ小さいからいいが禿はいやだ。
かと言って人工の髪の毛を埋め込んでみるのもいやだ。
 第一金がない。
スキンヘッドにするのもいやだし、俺のように頭の形が悪い人間が(中身まで悪いという噂はこの際無視するとして)スキンヘッドにすると、まるでジャガイモみたいになってしまうだろう。

父親を見ていると、自分の未来のなさが解って更に気が滅入る。

NO FUTURE!!

 最後にシナリオライターらしいネタバレをひとつ披露しませう。
 本当はゲーム中で、さりげなく提示するべき事を、こんな所で書くのはシナリオライターとしていけないのだが、誰も解らないまま消えていくのも家来の一人もいない王様のように寂しいので、書くことに。

 「女郎蜘蛛」のマニュアルの序章はチャンさんの視点で語られているのだな。
つまり日本で死んだ北畠清邦はチャンさんだったのだぁ。

以上ねたばれ終わり。

では、御縁があったらまた。あでぃおすあすたれーお!!

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