Loading
このエントリーをはてなブックマークに追加
● 大事なお知らせがあります

皆さん。こんにちは。
ストーンヘッズディレクターの三ツ矢新です。

ごめんなさい。延期しました。

トップページにも告知リンクがあったかと思いますが、
『仏蘭西少女』の発売日が6月19日(金)から、7月10日(金)に変更になりました。

理由は作品のボリュームに尽きます。
見通しが甘いと言われれば全くその通りなので、反省しています。

読み違えはしましたが、
10年越しの企画が、あともう少しで日の目を見ることになるのは間違いありません。
あともう少し頑張れば完成します。
必ず完成させます。

そんなわけで、6月発売を楽しみにしてくださった方々には
大変申し訳ありませんが、あともう少しだけお待ち下さい。

それでは、また開発に戻ります。


2009/04/27

● 丸谷秀人のつぶやき千里・第15回

 開発室へ行くといつもエロゲー雑誌を読む。片っ端から見る。耽溺する。その度にとても幸せな気分になる。

 掲載されたイベントCGを舐めるように見て、ゲームシステムの紹介があれば熟読し、原画家・シナリオライター・ディレクターのインタビュー、エッセイ等を隅々まで読みふけり、発売日を見て購入計画を立てる時間は至福のひと時である。ほんわりした気分になる。仕事しろよ。

 エロゲー雑誌はいいものだ。エロゲーで満ち満ちている。どこもかしこもエロゲーで読む所だらけでたまらん。純愛、陵辱、燃え、萌え、触手、ハラぼて、はらませ、バカ、RPG、SLG、ファンタジー、SF、伝奇なんでもござれ。もっとも自分が関わっているエロゲーのページだけは飛ばして読むが。

 例外として自分へのインタビューが載っていたりすると読む。自分が発言した内容が巧妙に取捨選択され、自分が言った時の意味とずらされまくっているのを見るのは、実に面白い。ライターさんにはアタマが下がる。もちろん他のライターや原画家達へのインタビューも同じなんだろうけど、ああいうのは面白ければいいのだ。

 色々雑誌がある中で、なぜエロゲー誌だけがこんなに至福の時をくれるのだろうか?

 エロという意味では同様のはずのエロ漫画誌に対する興味はいつのまにかほとんどなくなり、たまーにエロ描写の参考として読むだけになってしまった。ゲームという意味では重なるはずのコンシューマーゲーム誌も全く読まなくなった。

 それは買う方にも及び、エロ漫画は年に数冊買う程度になったし、コンシューマーゲームも洋ゲーの幾つか(『EU』や『シヴィライゼーション』系統のゲーム)以外、買うこともなくなり、コンシューマーゲーム機の出番は、たまーに昔のギャルゲーをプレイする時だけになった。

 やっぱりエロゲーがいい。18禁ゲームとか美少女ゲームとか他の呼び方もあるけれど、エロゲーと呼ばないと個人的にはしっくりこない。ちょっといかがわしいニオイがするイイコちゃんじゃないこの呼び方がいい。多くても少なくても濃厚でもおざなりでもコンシューマ移植を視野に入れているのがミエミエでもエロさえあれば何でもありなのがいい。今、このテキストも某エロゲーのサントラを聞きながら書いている。

 大昔に『エロゲーとわたし』という駄文をつらつらと書き始めた時、こうやって書き続けていれば、いつの日か、なぜエロゲーがこんなに好きか解るのではと思ったものだが、未だによくわからない。しかも、どうやってエロゲーのシナリオを書いているのかも解らない。自分の携わった一本一本のエロゲーについては判る(これも正確には進行中のみ判る)のだが『これがエロゲーのシナリオを書く時の大原則だ!』みたいなのは幾ら書いてもさっぱり判らない。
 だから新しいのを書き出す時は、未だに七転八倒の苦しみにどきどきする。毎回『これなら書ける!』という確信が降りてくるたびにわくわくする。そういう意味では一本として同じように書いたエロゲーはなく、逆にいえば毎回同じように書いている。エロゲーに書かせてもらっている感じだ。

 そんなわけで、未だになぜこんなに好きかは判らないが、幸いなことに、今に至るもエロゲーが好きである。そして自分がそれを作っているわけだから俺は幸せなのだ。唯一残念なのは、自分が作ったゲームを純粋に楽しむことができないことか。作り終わった瞬間に全て忘れられればいいのにと結構マジで思ったりもする。

 もっとも作り終わった瞬間に忘れてしまうものがないわけではない。そのエロゲーをどうやって書いたかということだ。自分が制作に参加したエロゲーを後でプレイすると、常に『どうしてこんな文章や台詞を俺は書けたんだろうか?』という疑問が浮かぶ。
 書いている時は確かにあった把握がどっかへ行ってしまうのだ。登場人物達がそのエロゲーが扱った時間の後どうなったかなんて全然判らない。だから制作が終わった後で、俺がそのエロゲーについて喋ることは抜け殻を語っているだけで何の意味も無いような気がする。

 不思議なのは、制作が終わってからもドラマCDとかを書くためにその世界へ戻ると、少々手間はかかる(全く手間がかからないのもある)が、その世界をどうやって書けばいいのかを思い出せるということだ。
 思い出すというより、そのエロゲーの世界が来てくれるという言い方の方が、俺の実感にはあっている。

 そんなわけで今回の『仏蘭西少女』のドラマCDを書いたわけだが、『女郎蜘蛛』や『MAID iN HEAVEN』の世界が久しぶりにこちらに現れてくれてひどく懐かしかった。
 もっとも、後者は実に軽い足取りでこちらへやって来てくれたのだが、前者は来てくれないのじゃないかと心配するほど時間がかかってしまった。そんなわけで久しぶりにやって来てくれたエロゲーの世界を楽しんでもらえたら幸いである。


2009/04/24

● ドラマCDが凄い!

どうも皆さん、こんにちわ! 鹿乃シャモアです!
もうすぐゴールデンウィークでウキウキしちゃいますね!
自分もゴールデンウィーク中は何をしようか迷ってる最中なんですよ!
デバッグ、スクリプト、音声チェック……。
う〜ん、なにしよっかなー! ヒャッハー!

と、冗談はさておき、今回は耳寄りなお知らせがありまして……。
丸谷先生書き下ろしドラマCD、2作品のシナリオ台本が遂にあがりました!
しかし、ドラマCDといってもまだ本編が出てないのでどんなものなのか
想像しにくいと思いますので、内容に関してちょっとだけご紹介しちゃいます。

初回限定版特典のドラマCDタイトルは「約束」
少女視点で描く、もう1つの『仏蘭西少女』
織田桐邸の地下室で、何と少女と舞子がベースボール対決!?
一球の手鞠を通して回想される、執事であるキャリバンの悲しい過去……。
思わず切なさがこみあげる、美しくも悲しいお話。
この1枚で更に深まる『仏蘭西少女』の世界観。必聴です。

オフィシャル通販特典のドラマCDタイトルは「苦手」
『仏蘭西少女』と『女郎蜘蛛』の世界観がクロスオーバーした、
蝶子を巡るミッシングリンクストーリーです。
とある秘密パーティで、縛められた裸身を晒す蝶子……。
観客席にはチャイナドレスの妖艶な女が……?
蝶子の心情が淡々と綴られる、まさに蝶子ファン垂涎必至の好内容。

……と、そんな感じで、どちらも「おまけ」に留まらない、
本編に絡む重要なストーリーなので、是非ゲットして聴いてみてくださいね!
さらに、オフィシャル通販の方には、なんと『MAID iN HEAVEN』との
コラボ? Remix? 的な珍展開ボーナストラックも! 丸谷先生飛ばしまくってます!

さて、今週は第14回『中目黒わくわくモンキーパーク』を公開しています。
『仏蘭西少女』より、少女役のまきいづみさんと、
織田桐舞子役の海原エレナさんをゲストにお迎えした豪華版です!
今回はちょっと特殊というか、色々ありまして、視聴にあたり注意警報発令!
詳しいことはラジオページの注釈に記載されていますが、
「修正音あり」と「修正音なし」の2バージョンがあります。
まぁ1回聴いてもらえれば分かると思うんですが、
三ツ矢Dがはっちゃけすぎてですね……。いやぁお酒ってコワイですね……。
勿論シャモアとしては「修正音なし」の方を断然おススメ!
是非ティッシュ片手にご視聴くださいま……せ?
あと、シーツ持って帰っちゃってゴメンナサイ!
ちなみに気づいたのは開発室に戻ってからでした……。

そんな感じで本日のスタッフルームはこれにて。
それではー。


2009/04/24

● あつくなってきました

いやー、この前まで寒い寒いと言っていたのがウソのような暑さ。
別に「寒い寒い」とか言ってないからウソなんですけど……。
満開だった桜の木がいつのまにか緑一色になっていて時の流れの早さを感じます。
皆様こんにちわ。鹿乃シャモアです。

気になる開発状況ですが、刻一刻と発売日が近づき、
マスターアップへ向けて独特の緊張感が開発室に漂いはじめました。
6MBという圧倒的なシナリオ量に怯むことなく開発陣総出で日夜頑張っています。

さて、今週より開始となりましたオフィシャル通販予約に
多数のお申し込みをいただき、どうもありがとうございます。
予想を超えるお申し込みの数に通販担当も涙を流して喜んでいます。
さて、そんなワケでオフィシャル通販に関してのご質問が増えてきたので、
今回は趣向を変えて、特に多いご質問をピックアップして担当に回答してもらいました。
既にご予約がお済みの方も、現在ご予約をお考えの方も、ご一読頂ければ幸いです。


■質問1
オフィシャル通販は現金書留と代金引換しか対応してないの?

□回答1
申し訳ございませんが、今のところ現金書留と代金引換のみの受付となっております。
お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
また、代金引換におきましては、佐川急便の「eコレクト」サービスにて
クレジットカード等でのお支払いも可能です。




■質問2
年齢確認の書面送付とか面倒……。 どうにかならないの?

□回答2
弊社では18歳未満の方はご購入頂けない商品を販売しております。
その為お申込にあたっては、お客様の年齢が確認できる書面をお送り
頂いている次第です。ご面倒をおかけしますが、ご理解・ご協力のほど
お願い申し上げます。



■質問3
年齢確認書類に顔写真が入っててなんかイヤなんだけど……。

□回答3
年齢確認用ですので基本的にお名前と生年月日がこちらで確認できる状態でしたら
それ以外の項目はお見せいただかなくてもかまいません。



■質問4
申し込んだけど、まだ確認メールが来ないよ?

□回答4
当日(土曜、日曜、祭日を除く)16時までにお申し込みが確認できた場合は
当日中に、ご確認のメールを送らせていただきます。
16時以降のお申し込みの場合は翌日の受付となりますのでご了承下さい。
また、お申し込みから7営業日が過ぎてもご確認のメールが届かない場合は
お手数ですが、弊社メールサポートまでご連絡下さい。



■質問5
『仏蘭西少女』の初回版は2種類とも数量限定みたいだけど、まだ予約できるの?

□質問5
ただいまの所(4月17日)問題なくご予約いただけます。
ただし、限定数に達した時点で販売終了になりますので、ご注意ください。
残数が少なくなりましたら、サイトでお知らせいたします。
その他ご予約に関する情報は、随時サイト上にてアナウンスいたします。



■質問6
申し込み後に配達日時を変更したいんだけど大丈夫?

□回答6
はい。問題ありません。発売前の商品に関しましては、
発売日の2週間前までにお申し込み内容を明記の上、
ご希望の日時をサポート宛までメールでお知らせ下さい。


以上、通販に関するQ&Aでした。
他にも通販に関してご不明な点などありましたら
お気軽にユーザーサポート(support@stoneheads.co.jp )までお問い合わせください。

さて、そんな感じで今週のスタッフルームはこれにて。
それではー。


2009/04/17

● 花見が……したいです

いつの間にか桜も満開で春真っ盛りですね!
どうもこんにちわ。鹿乃シャモアです。

なんか今度、三ツ矢ディレクターが花見をしながらWebラジオの野外収録をするらしいんですが、
面子が民安ともえさん、海原エレナさん、まきいづみさんと超豪華!
他のスタッフは昼夜デバッグとスクリプトで花見どころじゃないって言うのに、
三ツ矢Dだけお花見だなんてうらやま……いや、けしからんですよ!

……といったことを三ツ矢Dにグチったら、
「花びらならモニターで毎日見てるからいいじゃーん」
とニコやかに諭され、思わず納得してしまいました。
しかしまぁ三ツ矢D、オヤジギャグを口走るほど浮かれているみたいですね……。
あー、お花見いいなぁ!

っと、今週は第13回『中目黒わくわくモンキーパーク』を配信しています!
ゲストは背景絵師の吉田誠治さんと謎の中国人さんです。
背景絵師・吉田さんならではの貴重なお話や、謎の中国人さんの大人向け中国語講座など、
いつも以上に酷いバラエティ豊かな面白トーク&裏話がぎっしり詰まってますので
みなさん是非チェックしてみてくださいね!

さて、今回は2つほどお知らせがありまーす。
まず1つめですが、『仏蘭西少女』オフィシャル通信販売予約受付開始日が遂に決定!
今月14日(火)からの受付開始となります。ちなみにオフィシャル通販の特典は
丸谷先生シナリオの録り下ろしドラマCD&設定資料小冊子の2点セットです!
ドラマCDの内容は『女郎蜘蛛』の蝶子をメインにしたストーリーということで、
『女郎蜘蛛』ファンの方は言わずもがなマストッ!
詳細については14日の更新にて……というわけでもう少々お待ち下さい。

2つめのお知らせは、ご好評頂いておりますPILブランド作品、
『女郎蜘蛛〜真伝〜』ならびに『MAID iN HEAVEN SuperS』がロットアップとなりまして、
近日、廉価版SM3800シリーズとして新たに発売されることが決定いたしました!
未プレイの方はこの機会にご購入を考えられてはいかがでしょうか!
発売日等の詳細は、決まり次第サイトにて告知いたします。

なんか告知ばっかりになっちゃいましたが、今週のスタッフルームはこれにて。
さて、モニターの花びらを眺める作業を頑張ります。(もぞもぞ)
それではー!


2009/04/10

● 豪華特装版のパッケージがっ!

遂に豪華特装版のパッケージ絵が仕上がりました! もうご覧になりましたか!?
ボクなんかもうあの絵を見た瞬間にですね、こう、背筋に電気のようなものが走りまして、
辛抱たまらずモニターを凝視して脳内に焼き付けたあと、
男子トイレでかけつけ1本イかせていただきました。
どうもこんにちわ。鹿乃シャモアです。

さて、先週から公開となりました『仏蘭西少女』体験版Vol.1
皆様プレイしていただけましたでしょうか。
冒頭部分をほんの少しだけ摘んだ内容ですが、
作品の雰囲気は味わっていただけたのではないでしょうか。

体験版Vol.1が完成した直後に三ツ矢ディレクターが、
「俺たちの戦いは始まったばかりだぜ!」
と威勢のいい台詞の割には味わい深い表情で連呼していましたが、正にその通り。
実のところ、Vol.1のシナリオって総シナリオの1〜2%だったりします。
それを聞いた時には思わず体が震えてしまい、「コレが武者震いってやつか……」
などと思ったりしたんですが、今思い直すとただビビッて震えてただけでした。
それはさておき、目下、スクリプターたちが昼夜を問わず寝食を忘れ……てはいませんが、
怒濤の勢いで膨大な本編スクリプトを仕上げている真っ最中です!
今月末には体験版Vol.2も皆様にお届けできる予定ですので、どうぞご期待下さい!

そして朗報! 『仏蘭西少女』のオフィシャル通販なんですが、遂に特典が決まりました!
なんと特典は2つありまして、まず1つは丸谷先生シナリオの録り下ろしドラマCD!
しかも『Pretty Box』のドラマCDとはまた別モノで、『女郎蜘蛛』のヒロイン、
蝶子を巡るストーリー! どんな内容なのか非常に気になります!
更に2つめは設定資料小冊子! こちらもファンの方に是非ゲットしていただきたい一冊!
通販予約受付開始4月中旬からとなりますので、もう少々お待ち下さい!

あと冒頭にも書いていますが豪華特装版のパッケージですヨッ!
……溢れる胸乳、
……透き通る肌色、
……キュートな視線、
……香純ちゃんのワキ!
コレを実寸のサイズで見ていただければ、きっとトイレに駆け込む私の気持ちも
ご理解頂けるかと思います! っとまた見てたら……ちょっと失礼。

一方その頃――

三ツ矢D「隊長、進みはどうですか? 隊長!」
隊 長 「梅の花が咲いておるのぉ……」
三ツ矢D「隊長ぉ〜、もう桜の季節ですよ、お願いしますよぉ〜」
隊 長 「…………」
三ツ矢D「ね、ほら、ユーザーの皆さんも首を長くして待ってるんだから、ね」
隊 長 「……梅の花が……」
三ツ矢D「ジジイィッッ!!」

…………ふぅ。
おや、なんだか向こうも盛り上がってるようですね。
深く詮索しない方がよさそうなので、話題を変えてもう1つ告知があります。
コミックマーケット75特別通販の商品が残り僅かとなりましたので
ご購入をお考えの方はお早めにお願いいたします。

以上、本日のスタッフルームはこれにて。
来週は第13回『中目黒わくわくモンキーパーク』を配信予定。
ゲストは背景絵師の吉田誠治さんと謎の中国人さんです! ……んんっ?
謎の中国人ってだれ? ……謎の中国人。気になりますね……。
それではー!


2009/04/03