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● 大っっっっっっ変ご無沙汰しております。

みなさま。
覚えている方がいらっしゃるかどうか不安ですが、モモコです!
こんにちは。こんばんは。

『仏蘭西少女』が発売されてからというもの、
PILおよびCODEPINKで目立ったご報告ができず申し訳ありません。
(ホントに……)

もももも、もちろん作ってますよ、新作を!
ええ、作ってますとも!

ですがゲーム道は長く険しいのはみなさまもご承知の通り!
今年の冬コミも出たかったんですが、
三ツ矢Dに「タマも無いのにどうやってブース出すのよ……」
と言われる始末。

「無いなら作ればいいでしょうが! あんたそれでもクリエイターか!」
「俺は魔法使いじゃねえ! 別の意味でならもうなってるがな!」

……という不毛なやりとりにも疲れ、
今筆を取っている次第でありますが、
そんなわけで、今年の冬コミ、PIL・CODEPINK共に不参加とさせて
いただきます……うぅ、すいません……委託も無いんです……。

「目に見えるモノあげねーと仕事してるか分かんねーだろ!」
という向きもありますが、そこへ朗報!

Webラジオ「中目黒わくわくモンキーパーク」が年末に配信されることが決定しました。
不定期配信になってから、初の配信のこのラジオ上で、
気になる新作の進み具合やその他開発室の近況等を報告してくれるみたいです。
(収録はまだしてませんが!)

配信日などの具体的な情報は、
判明次第、このWebページ上でご報告致しますので、
みなさま要チェックですよ!

気になるゲストは、某有名シナリオライター2名!
三ツ矢Dの言うところ「大物」だそうで、
どのくらい大物かというと大物過ぎて初の匿名になっちゃうくらいだそうです!

え? 何ですか三ツ矢さん、そんなにハードル上げるな?
いいんですよ。広報なんだから、収録現場で帳尻合わせてくださいよ。

はい。というわけで、大物ライター2名をお招きしてのコーナーは、
題して、「年忘れエフェクトボイス座談会」!!!

パーソナリティーを含めた出演者全員の声にエフェクトをかけ、
声が変わっていて正体が割れないことをいいことに、
今年を振り返りつつ、今年じゃなくても過去にあった業界のイロイロなことを
好き放題あれこれぶっちゃけてもらおう、というコーナーです!

もちろんリスナーの質問にもバシバシ答えてもらう予定なので、
こちらのページにて募集しております!!
どしどしご応募ください〜。

最後に、ダウンロード版リリースに関してのお知らせです。
長々とスイマセン、もうすぐお終いです!

12月4日(金)にDMM.com様より、『SEEK remasters』のダウンロード版が発売予定です。
1994年に発売されましたPILのデビュー作『SEEK』。
今なお色褪せない完成されたゲーム性とシナリオ、ハードなSMシーンで迫る
調教シミュレーション『SEEK』をフルボイス・フルカラーにした『SEEK remasters』が、
ダウンロード版でついに登場します。
ぜひぜひチェックしてみて下さい!

それでは、本当に久しぶりのスタッフルームは以上になります。
またお会いしましょう。
モモコでした!

2009/11/27

● 丸谷秀人のつぶやき千里・第22回

この前、『水戸黄門』をなぜか見ていたら、悪人が
いかにも悪人なしゃべり方をしているので、ふと

『こんなしゃべり方をしていては人に信用されないだろうから、
 商売上不利ではないだろうか』

といらぬ心配をしてしまった。本当にいらぬ心配である。

彼らだって立派な悪人になる前は、ごく普通にしゃべっていたのだろう。
信頼さえ感じてもらえる程の話術を身につけているものもいたに違いない。
だからこそあそこまで成り上がれたのだ。
だが、だとすれば、あの悪人独特のイントネーションは
どこの段階で身につけたのだろうか?

現代だったら、ああいった悪人どもは暴力的かつ扇情的なTVやゲームの
影響で精神が歪んでしまったのだ、と自分の専門分野でもないのに
ご高説を垂れてくださるえらい評論家様あたりが、
ほとんど何の根拠もなく説明してくれるかもしれないが、
一応時代はなんちゃって江戸時代であるからして、
そいつはムリというものだ。

もっとも、俺の友人で『水戸黄門』の中にアラを探すのが大好きという
男によれば、画面の隅に電柱や郵便ポストが映っていた事があったそうだ。
彼に言わせると、そういったアラの中で一番素晴らしかったのは
水田にヘリコプターの影が映っていたヤツだそうだ。

であるから、あれは江戸時代ではないと言い張ることも
可能であるかもしれない。だが、そういったアラはあるにせよ、
設定に敬意を表してあれは江戸時代であると考えよう。
どうせ、ありとあらゆる時代劇はファンタジーなのだしね。

そんなわけで、あの世界においてあれは全て現実である、
と考えることとする。

さて、彼らの悪人しゃべりはどこから生まれたのだろうか?
というのが問題である。その問題解決のヒント探すべく『水戸黄門』を
見ていると、どの地方の悪人も同じしゃべり方をする事に気づくだろう。
しかも彼らは行動原理までそっくりである。
同じ俳優が演じているかのように顔までそっくりな場合すらある。

なぜ、彼らはあそこまで似ているのか? 実は全員親戚というのも
ありそうだが、全員親戚であるにしては、余りに横の連絡が
なさそうな所がおかしい。もし横の連絡があれば、
各地の悪人達が次々と滅んでいくことと、二人のお供を連れた
ご隠居との間に相関関係を発見する者がでてくる筈であるのに出てこない。
となれば、彼らが一族ないし親戚という考えは否定せざるを得ない。

では、あの全高共通の悪人フォーマットとでもいうべきものは
なぜ発生しているのか? 遺伝的なものが否定された以上、
その背後には共通の文化ないしは教義体系の存在があると
考えるしかない。つまり、ああいった共通の文化は教育に
よって広められたものなのであろう。

だがTVがない江戸時代、仕草や台詞のイントネーションに
いたるまでの細部を、どうやって伝えたのだろうか?
おそらく、小唄などの芸事と同じように、師匠がいてそこに
弟子入りする形で悪人としての作法や暗黙知を身につけたに違いない。

江戸時代の教育機関といえば寺子屋というものもあるが、ああいった世界で
寺子屋をやるのは食い詰めた浪人ものと相場が決まっている。
食い詰めた浪人ものを師と仰ぐ悪人達というのは、どうも絵にならない。
そもそも食い詰めた浪人では実地で教えられる悪もたかが知れている。
辻斬り、盗賊一味や悪商人の用心棒などでは悪の師匠として物足りない。
だが、丁稚の段階から悪人を志している者達が、密かにそういった
教育機関へ通っている、というのはありそうだ。

店の者達が寝静まった深夜、そっと店を抜け出した丁稚が
向学心もとい狡猾さで飾られた剥き出しの野心で目を輝かせ
夜の寺子屋で質問している光景が目に浮かぶようではないか。

「お師匠様、小判は菓子折へ包むのですね?」

「うむ、その通りだ。だがわしも小判というものを見た事はないのだがな。
 お前も早く、小判を数えられるような悪人になりなさい」

「はい」

みたいな。
それで丁稚から番頭へジョブチェンジし、師匠へ月謝として
小判を払える身分になると、今度は寺子屋でなくて、
師匠の元へ通ってマンツーマンで教えを受けるのだろう。

師匠も弟子もそろって悪人であるから、
当然、お互い油断がならない。いつ何時、罠にかけられたり、
出世の踏み台にされるか判らない。だがある程度利用される事は
悪の流儀である以上、真っ向から逆らうわけにもいかない。
そのさじ加減を誤れば、食われるだけである。

こうなると、教える方も教わる方も、真剣にならざるを得ない。
真剣である以上、上達や習得も恐ろしく早いに違いない。
免許皆伝は、師匠にいわれなき罪を被せて
全てを奪い取る事で達成されるのだろう。
所払いや島流し程度ではいつ師匠に逆襲されるかもしれないから、
当然、死罪に追いやらねばならない。
師匠が国家老や代官などの武士であれば切腹かつお家断絶。
商人や坊主や盗賊なら市中引き回し獄門くらいへ陥れるのが
師匠に対する礼儀というものだ。

こうして立派に成長した弟子に対して、刑場で師匠は
最後の教えを垂れる。悪人の正しい死に方と云う奴である。
刑場で、見苦しい醜態をさらして、悪人としての
正しい最後の姿を見せるのだ。

その時、弟子は泣いてはいけない。
そんな軟弱ではこれから地獄へ旅立つ師匠の心残りとなる。
いや、悪人であるから師匠に嘲笑われる。

だが、そんな心配は無用かもしれない。
わめきちらし、最後には命乞いまでする師匠の醜態を見て、
師匠を陥れるまでに立派に成長した弟子であれば、
ごく自然に嘲笑を浮かべるであろう。
それをめざとく見つけた師匠は憎悪の視線を向けるだろう。
殺伐としているがこれでいいのだ。だって彼らは悪人だから。

悪人も楽じゃないな、と思いました。

2009/11/20

● DL版『学園ソドム remasters』来週11月20日(金)販売開始!

寒い! どうも! 鹿乃シャモアです!
いやー、最近急な冷え込みが多くて参りますねー。
開発室でも風邪がプチ流行中です。

風邪と言えばやっぱあれですよね……。
ケホケホ言いながら家で寝ていると、いつもぶっきらぼうなアイツ
(スポーツブラがよく似合う)が甲斐甲斐しく看病しに来ておかゆを
作ってくれるんだけど、ふと手を見るとヤケド痕があるんですよ。
んでこちらの視線に気づいて、
「こっこれは今日の家庭科の授業で転んだだけだかんねっ」
と耳を真っ赤にして、意味不明かつ下手な言い訳してもらいたいです。

あれ? いつのまにか願望になってるし。
よし、今年のサンタさんへのお願いはコレにしよう。

さて、タイトルにもなっていますが、
来週11月20日ギュッと!(Gyutto.com)様から
『学園ソドム remasters』をリリース予定です!
PILブランドの代表作ともいえる作品なので、
名前を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

まぁザックリ内容を説明しますと、
「とある女子校が散弾銃を持った脱獄犯に占拠されて
 すったもんだのエロス&バイオレンスが繰り広げられる!」
――といった内容です。ってザックリしすぎだし!
もっと良いトコをプッシュしよう!

「ハードかつストイックなシチュエーションやスリル感たっぷりの時限型選択肢
 など、今もなお色褪せることのないゲームスタイルは一プレイの価値有り!
 ダウンロード版『学園ソドム remasters』11月20日(金)販売開始です!」

……これでよし!
まるでPILの回し者のような絶賛ぶりですが、実際に回し者なので無問題!
未プレイの方は是非、この機会にプレイしていただきたいと思います。
DL版はこれから続々とリリース予定ですので、是非チェックしてみてくださいね。

最近、DL版のリリースが続き、なんだかデジタル化の波に乗っている気がします。
「森首相の言ってたIT革命ってこのことだったんだ!」
と感慨深く思ったりするわけですが……。ITってなんの略だっけ?
まぁいっか。

そんなこんなで今週のスタッフルームはこれにて。
ではまたー。

2009/11/13

● いよいよ冬の到来ですね♪

寒い! 寒いです! 毎日! 温かいお茶が身にしみます♪
どうも、新入りの霧音ゆうです。

東京でも、木枯らしが吹き、いよいよ冬の到来です。
炬燵と蜜柑が恋しくなる季節になりますね〜♪

炬燵の上には、パソコンとディスプレイ!!
ヌクヌクと炬燵に入りながら蜜柑を食べ、エロゲーをプレイする!!
至福の時間ですね〜♪
ついつい炬燵で寝てしまうことも……

ケホケホ……
おや? 風邪かな?

さて、本日11月6日(金)よりDMM.com様にて
『シスターコントラスト!』DL版が発売されちゃいますよ♪
妹たちと過ごす日々!
「お兄ちゃん♪」と呼ばれる日々!
妹の○○してる姿を見たいと思った日々!
そんな毎日を夢見ているそこの妹好きなあなた!!
この機会に是非プレイしてみてくださいね♪

霧音も「お兄ちゃん♪」と呼ばれてみたいんだ!

……

霧音の心の叫びはほっといて
「俺は妹よりメイドに燃えるんだー!!」と叫んでいる方、
『MAID iN HEAVEN 〜愛と言う名の欲望〜』DL版
こちらも、DMM.com様より好評発売中です。

こんなところで今週のスタッフルームはここまで。
温かいお茶でカテキンを取りながら、
皆さん風邪などを引かないように!!
ケホケホ

…………

ではでは〜 See You Next Week!! 良い週末を!! であります。

2009/11/06

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